「なんちゅう町やねんグアナファトinセルバンティーノ芸術祭」part2

朝11時ホテル発。
バスで15分。
植民地時代の銀採掘(18世紀、この町は世界の3分の1の銀を産出していた)のための坑道や下水道を車道にした、いくつものトンネルをくぐり抜けると、囲む山並みの中にぽっかり、中世都市グアナファトが出現する。
石畳の道、城郭のような造り。
銀の富が、メキシコでいちばん美しい町を創り上げた。
今日は午後のレクデモ組以外は楽屋の準備をするだけで公演はなし。
楽屋で燕二郎君と「菊畑」と「寺子屋」の稽古をする。
高地トレーニングも楽ではない。
フラフラ。
いったんホテルに帰りシャワーを浴び昼寝。
6時から又、町へ出て、イタリアのコンテンポラリーダンスを津駒、玉女、勘弥各氏らと鑑賞。
サイケデリック好みのボクは1時間ぶっ続けのダンサー達のシュールな踊りに魅了される。
終演後、咲甫君も合流し、カンテラの灯りに照らされた町並みをブラブラ歩き。
若者(マナーが良く、美しい)の群で歩けない位。
カフェテラスで皆と食事の後、再び野外でのスペインの古典劇を勘弥君と鑑賞。
帰り道、歩いていると、オペラを見終わってテラスで飲食している簑太郎、簑一郎、玉佳君らに出会う。