「なんちゅう町やねんグアナファトinセルバンティーノ芸術祭」

12時過ぎにホテル出発。
バスでひたすらメキシコの荒野(というより草原)を走る。
4時間。
たまにはバスもいいもんだ。
車窓から風景を眺めていると、今にも、西部劇のカウボーイが馬に乗ってとんで来るイメージ!脈絡もなく、森山加代子の「ティンタレータリルーナ……」とか坂本九の「オー、ユーニーズ、タイミング…」を口ずさむ。
あと半分は寝ていた。
5時過ぎに、町から少し離れてポツンと立つホテル。
ホリディ・イン・エクスプレスに到着。
昨日までのアカデミックなホテルと違い、何もかもピカピカ。
7時から関係者全員での慰労晩餐会。
食後有志でタクシーをとばし町へ。
ちょうど明後日から文楽を公演するファレス劇場での9時からのアルゼンチンタンゴのオーケストラの演奏会に間に合った。
グレードの高そうな、各国からの観客に混じった。
終演後、人並みに押し出され、壮大な祭りの流れに埋没。
映画のセットみたい。
ロマンチックな書割に連続、連続。
街をあげての国際的芸術祭だから、軍隊も出動して、警備はきびしかった。