初日でっせ!

初日と千秋楽は一日中、劇場にいて、師匠、兄さん(ボクらは、先輩のことを、ニイサン、と言う)達に挨拶をしなければなりません。
又、初日には、大阪でも東京でも、越路師匠がお見えになります。
舞台を前に見て左側(下手・シモテ)の一番後ろの席に、大抵お座りになってられます。
持ち場の「又助住家」の端場(ハバ)を終えてから、奥の切場(キリバ)の十九兄と清治兄が終わられるのを待って、ボクと燕二郎君で御挨拶を楽屋でした時、十九兄が「君、舞台稽古の時より声がパッと前に出てたよ。
あれでエエねん」と言って下さり、気を良くしてロビーの越路師匠の所へ挨拶に行きました。
師匠もご機嫌でした(ボクには関係ないかも)。
Jさんがちょうど目前にいたからタイミングよく、師匠と握手してもらいました。
久しぶりにロビ-に出たらいろんな知人にも会い、ある評論家の先生にも励ましを受けました。
今日は、マルでっせ!!(^Q^)/^