今日は夜の部の舞台稽古

ボクの役は昼の部だから今日は休み。
勿論、劇場へは行きました。
燕二郎君と稽古をしましたが、なんか、出来も気持ちもバラバラでんねんやワ。
こんなんでこれからも「太夫」をやっていけるんかいな…。
不安でんねんやワ。
皆の浄瑠璃が、エエ按配に聞こえるんですワ。
もっと勉強しまっさ。
大阪弁はアカン人もいるかもしれませんが、我慢、頼んます。
初日の前の日、初日、二日目位までは落ち着きません。
初日がいちばんイイ、というお客さんがいますが、たまらんアノ舞台の上の緊張感に、客席で感染し、緊張するんでしょうね。
千秋楽近くになったら、結構ノビノビ語れるようになり、コレダ!と、ハラ(腹)にかかりきって、ぶっ放すことのできる時もタマにあります。
そんな時こそ是非、聞いていただきたいものです。
「太夫」というのは語り始めたら、目に汗が入ろうが、くしゃみが出そうになろうが、声が枯れようが、限りなく生理的限界に近い大音声を発声し続けなければなりません。