今日の舞台は疲れました。

朝9時から、教会の日曜学校の成人クラスに出席して、劇場へ。
今日は床から、泣いているお客様が二人見えました。
太夫冥利に尽きます。
こちらの方が、ホントに感動してしまいます。
嬉しいものです。
…早めに帰宅して、読みかけの『内藤いづみ対談集』を読了。
手術も抗がん剤も身体を痛めるだけの段階になった、ターミナル(末期)患者の《死》を迎えるまでのホンモノのホスピスケアに身を捧げられている著者。
治療と医療は違う。
患者が苦しみぬく、末期の荒っぽい処置。
ICU、人工呼吸器の中(家族から隔離された)での孤独…死。
医療者側が患者の霊的なものを癒す意志がなければ、患者の自然治癒力は出てこない。
患者も家族も自然に思い切り泣けるような環境作りも大切だ。
思いきり笑うのも大事だが、思いきり泣けることも根源的な癒しに通じる…対談相手は永六輔・遠藤順子・鎌田實各氏です。
一読下さい。
詳細は、ご連絡下さい。