詩人の高橋睦郎氏来場

詩人の高橋睦郎氏が文楽に見えた。
歌舞伎には少々飽きてきたから興味が再び文楽に舞い戻りつつある、とのこと。
昼の部終演後、大場氏と食事のお供をしたが、睦郎氏は「詩もエッセイも論文にしても、書いているとき、もう、これきり何も書けなくなるのでは?」との不安に苛まれると話されていた。
これには少し驚いた。
これほどの文章の達人が?僕なんか毎日毎日、朝起きてから舞台前までずっと、「今日は陣屋の奥、語りきれるんかいなあ」、と不安に凝り固まっている。
毎日の歩みが奇跡だ。