墓参り。『生玉の段』稽古。いろは湯。『住まい情報センター』取材。お便り『あまりに評判がいいので…』。

 朝、寝屋川へ墓参り。
昼過ぎ、劇場で『生玉の段』の稽古。
夕方、久しぶりに『いろは湯』へ一番風呂。
直木三十五が通った、クラシカルな風情。
昔の番台がそのまま。
  そして5時から、劇場で取材。
天神橋6丁目にある『住まい情報センター』の季刊誌《あんじゅ》の記事。
  古き良き大阪ことばについての取材。
情報センターの村上朋子さんとやまだりよこさん(Writer・演芸ジャーナリスト)。
  やまださんて見たことあるなと思ったら、やはり、超落語ファン。
落語関係の話でも盛り上がった。
  吉本の大阪弁が顰蹙(ひんしゅく)をかっているようだが、一応、日本を席巻している部分もあるんやから、あれはあれで頼もしいんやないか、反面教師にも成り得るし…という意味のようなことを喋った。
  天六にある『大阪くらしの今昔館』にいちど、見学に行きますわ。
  東京の輿水喜子さんよりお便り→ 《あまりに評判がいいので、思い切って大阪に千秋楽、見に行ってきました。
  前の晩眠れなくて夏祭は眠くなって悔しかったですが、夫婦善哉はしっかり楽しみました。
  小説で読んでもあまり感情移入できませんでしたが、浄瑠璃で聴くと情が胸にしみました。
大阪へ行って、よかったです。
》 ←思い切って千秋楽にいらしてくださり、ホンマ、感謝します。

 ファインさん→ 《夫婦善哉、千秋楽にもう一度、伺いました。
登場人物が皆ほんまに生き生き描かれていました。
がたろ横町も黒門市場裏もええ風情でてましたし、登場人物の言葉の掛合いのテンポもよく、また蝶子・柳吉の一言一言に、それぞれの性根が十分引き出されてました。
公演の二日目にも観せていただきましたが、又、一段と随所に進化が見られ、大当たり!!》 ←m(__)m。