お稽古御礼挨拶廻り。綱大夫兄、伊達大夫兄宅。and、お便り『青い灯赤い灯♪に合せて年配のご婦人が…』

 午前中、挨拶廻りに。
今回、『義平次』は綱大夫兄の、『夫婦善哉』は伊達大夫兄のひとかたならぬお稽古のおかげで、なんとか舞台を勤めることができました。
こんなありがたいことは、おまへん。
ありがとうございました。
 伊達大夫兄宅では、奥さんも交え、一緒に行った清友さんとしばらく話し込みました。
朝日座時代、団七兄や故呂大夫兄とよくお邪魔しては食事をよばれました。
兄の奥さんは四代目三遊亭円馬師匠の長女にあたり、円馬師のことや、当時の落語界演芸界の模様を興味深く、いろいろお伺いしました。
思いがけず、得がたい時間をさずかったもんです。
兄も奥さんも極めてお元気です。
 さて、森長かおるさんよりのお便りです→ 《夏の大阪公演、お疲れさまでした。
昨日は大学生の従兄弟クンと第3部「夫婦善哉」をみにいきました。
私の計画どおり、自由軒でカレーライスを食してからの観劇。
その後は法善寺水掛不動尊をお参りして梅田で飲んで帰りました。
 文楽はもちろん、ミナミの夜の街を歩くことも初体験の彼。
すっかり私の誘いに“共鳴”してくれて終電ギリギリまで飲んで帰りました。
 文楽はもちろんイヤホンガイドなしで挑戦させましたが問題ナシ(字幕のおかげ!)。
一番印象的だったのは「カフェーサロン蝶柳の段」で蝶子が葬れんへの参列を断られ、言葉を失ってから自殺を図るところ…その“間”がよかったんだそうです。
 実は彼、中国の留学生から影響を受け、日本文化に興味津々。
「日本人は自国の文化を大切にしない!」と生意気を言っておりました(笑)。
近松の心中ものがどうの…とそちらにも興味がある様子。
かくして私の計画は成功(!?)今後が楽しみです。
 それから、開演前、劇場内に流れていたBGM(道頓堀行進曲…青い灯赤い灯♪)に合せて年配のご婦人方が口ずさんでいました。
なんとなく目が合うと、恥ずかしそうに「あら~なんや懐かしうて…こんな曲かかるなんて…」とおっしゃるので「たぶん、この演目「夫婦善哉」だからじゃないでしょうか」と私が言うと、「まぁ~これも演出なんやね~」と喜んでおられました。
》 ←文楽の宣伝、感謝します。
それにしても、『青い灯赤い灯♪…に合せて年配のご婦人方が口ずさんでいました』、よろしおまんなあ、大阪は!