鑑賞教室に23人来場。

25枚のチケット申し込みがあり、2人欠席で、23人の方が来場。
毎日教室グループが6人、壷田さん紹介の文楽初体験の人が12人、内田さんが3人連れ。
あと、池田先生と井上さん。
有難いことだ。
今日は語りも妙に集中できて嬉しかった。
『野崎村』は越路師匠・小松兄・呂兄に今まで何回もお稽古していただいた。
芸は頭で解っていてもなかなか身につかない。
今回は嶋大夫兄に、いままでの口伝の点と点が線になって繋がるような、いいお稽古をしていただいた。
心の中で息を詰めて一緒に語ってくださる清介さんには脱帽しまくり。
床下にいつもよく見る人(30才くらいの女性)がいた。
毎度、いかにも楽しんで聴いてくれてる感じで、語っていて非常に励まされる人だ。
最後の方で涙を拭ってくださったような気がして、逆にこちらが感激した。
あれ誰やろ?楽屋とかには顔を出さないひとやなあ。
終演後、有志10人で家庭料理『高瀬』へ。
マスター(日本舞踊の藤間流名取)が、韓国人店員(2年程前に入店)の影響で最近、クリスチャンになったと聞いて、飛び上がった!日曜礼拝と水曜の祈りは欠かさないとのこと。
店員のミナちゃんは韓国人のクリスチャン男性。
平素から真面目で、裏表のない接客姿勢。
感謝感激。
それから、内田さん(北新地ラウンジ揚子のママ)がお連れになったお医者さんの大菅先生。
芸事好きで、文楽についてもかなり詳しく、僕の初舞台の時から御覧下さっているとのこと。
食事しながら、皆で先生のお話を聞かせていただいた。
知ったかぶりのない、面白くて品のある、切れ味鋭い話。
こんな人が世の中に居るねんや。