『幻想としての劇空間』今日から玉女丸の出帆。

今日から『団七』は玉女ちゃん。
昨日まで積み上げて来た『ドロ場』の演劇空間を白紙に戻しての出発。
芝居村Aの共同幻想が成立した頃に別の芝居村Bから人がやってきたみたい。
こういう中日(なかび)替わりというのは、替わる本人にとって、実に嫌(いや~)なもんでっせ。
転校生みたいな気分です。
これから皆で無関心を装いながらも蟻塚のように、芝居の間(マ)を築いていかななりません。
玉男師匠直伝の、もう既に会得し開花し始めている『芸』を、いかに人前で晒すか。
玉女ちゃんの持ち味がきっと発揮されることでしょう。
勿論、『団七』の左遣い(玉志)も足遣い(玉佳)も交替してます。
玉女丸頑張れ。