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『自分ら悪さでけへんよって田中やめさせよった』

田中外相が更迭されたことを受けて掲題のコトバを一膳めしやで聞いた。
60才位の労務者風の人たちの意見だ。
『涙は女の最大の武器』と言った小泉首相。
パフォーマンスのつもりなんですかねえ。
男のボクでも腹が立ちまっせ。
あー、こんなことゆうたらアキマヘン。
ボクら、政治・宗教・野球の話をしたらアカンのですわ。
えらい大事なお客様を失った痛い経験があるっちゅうのに。
しかしねえ。
『小泉』も『田中』も『橋本派』も『外務省』も『雪印』も他人事ではおまへん。
みーんな同じ立場になったら大同小異やおまへんやろか。
批判するのは簡単だ。
他人に迷惑かけないで生きてる人間なんておまへんで。

VIPクラブ神戸の集会に行く。

JR神戸駅前のHDCビルの最上階の11階。
ウエディングチャーチもあり、結婚式や披露宴や各種パーティもできる豪華な広いスペース。
倒産したメンソレータム(今はメンターム)の近江兄弟社を蘇生させた岩原侑(ススム)社長がゲスト。
岩原氏には一昨年、ゴスペル・イン・文楽で大変お世話になりました。
垂水の御影さんと出席しましたが、感動的なお話でした。
顔がモーセのように輝いてはりました。
関西学院大学等を設計された偉大なる建築家でもあった創業者のヴォーリス氏に関するお話にも興味がひかれました。
VIP神戸の石丸会長のはからいで最後の方に私も前に呼び出され、今年末の『ゴスペル・イン・文楽』の宣伝がてら賛美義太夫のひと節を披露。
お正月公演にいらした宮下さん、三方さんもスタッフとして清々しい働きをされてました。

安息日

疲れました。
休ませてもらいます。
そやけど、言ってないと言う鈴木宗男のおっさんを何でやめさすのかワカラン。
由ゆしき意志の疎通で大臣と次官を辞めさすのはわかるとしても・・。
火のないところに煙は立たず。
鈴木のおっさんを辞めさすと言うことは、鈴木が圧力をかけたのが自明の利。
いまどきの子供でもわかるカラクリでっせ。

『義太夫発声教室』快調

研修発表会無事終了。
やっと、正月公演が終った感じ。
ヤッター!。
木ノ原君卒業おめでとう。
で、次が義太夫教室。
今日集まったのが二十人。
阪本組、英大夫連合の他に、名古屋から野田さん、ほんでから、文紅、吉朝、米左各師と小佐田定雄先生(初)、奥村、西谷、戸田さんの落語派、そしてwebマスター三浦氏(初)。
千本桜道行の忠信物語のくだり、『思いぞいずる壇ノ浦の…』から『渚に丁と打って掛かる』まで、なんとかゴリ押しに辿りつきました。
今日は皆、気合が入ってました。
世話人の宮内さん、木田さん、小笠さんもよう声が出てました。
ボクが拍子をとらんでも最後まで皆の語りが三味線に合うた時は胸が熱くなりましたわ。
団吾君も何回もよう弾いてくれはりました。
今日初めて稽古した『花に嵐のちりちりぱっと。
木の葉武者』を皆、よう克服したなあ。
あと二回位して、発表会やりまひょ。
見台と肩衣持っていきまっせ。
『千本』の次は『壺阪』のサワリ(三つ違いの兄さんと…)を勉強しまひょ。

研修生発表会の舞台稽古。夕方、『川中美幸公演』へ。

正月公演の疲れが出てしんどい一日でした。
研修生の木ノ原君(三味線志望)、よく頑張っています。
舞台稽古のあと、新歌舞伎座の川中美幸公演(四時開演)に行く。
第一部の芝居『晴姿女棟梁』が川口真帆子先生の原作(ゴスペル・イン・文楽『イエスの生涯』の作者!)。
良かった。
ホンマ良かった。
川中美幸の演技が良かった。
喜劇とか軽いタッチのものではない。
本格的な芝居である。
綿引勝彦とか赤井英和、土田早苗らが顔負けの熱演で、演技力が又、素晴らしい。
ぼくは若い頃から、チョクチョク新劇やらアングラ劇などみてきた関係で、俳優の演技力にはウルサイんです。
第二部のオンステージでは、思わず『美幸ちゃん』と掛け声しました。
なんでも実際、観ないことにはアキマヘンナア。
そやけど、正月二日から二八日まで殆ど一日二回公演。
強靭な体力と節制。
恐れ入りました。