研修生発表会の舞台稽古。夕方、『川中美幸公演』へ。

正月公演の疲れが出てしんどい一日でした。
研修生の木ノ原君(三味線志望)、よく頑張っています。
舞台稽古のあと、新歌舞伎座の川中美幸公演(四時開演)に行く。
第一部の芝居『晴姿女棟梁』が川口真帆子先生の原作(ゴスペル・イン・文楽『イエスの生涯』の作者!)。
良かった。
ホンマ良かった。
川中美幸の演技が良かった。
喜劇とか軽いタッチのものではない。
本格的な芝居である。
綿引勝彦とか赤井英和、土田早苗らが顔負けの熱演で、演技力が又、素晴らしい。
ぼくは若い頃から、チョクチョク新劇やらアングラ劇などみてきた関係で、俳優の演技力にはウルサイんです。
第二部のオンステージでは、思わず『美幸ちゃん』と掛け声しました。
なんでも実際、観ないことにはアキマヘンナア。
そやけど、正月二日から二八日まで殆ど一日二回公演。
強靭な体力と節制。
恐れ入りました。