祝、新郎の隆さん、新婦の寿子さん。伝統ある日本キリスト教団安中教会(新島譲創設)での媒酌人の大役。

最前列に座る隆さんの長男の天君の横の席には、隆さんの母上の伊和家小米様(入場曲テープの勧進帳の鼓を演奏)の写真。
寿子さんの二人のお嬢様の横には寿子さんのお母さま。
その膝には今年の1月亡くなられた寿子さんのお父様(安中の名医)の写真。
死の直前、隆さんの『お嬢様をいただきます』がまにあいました。
17歳の時この教会で洗礼を受けた白無垢の美人の花嫁の目から、涙がとまりません。
司式された五味一(ごみはじめ)牧師に式後、異例のことですが、と前置きされて私と家内は会衆の面前に立ち上がるように促されました。
いままでこんなに大きな声を出して賛美歌を唄った媒酌人夫妻を見たことがありません、と、五味師。
宴会は伊香保温泉の旅館の『福一』。
媒酌人挨拶で、私は思わず『神のなさることは、すべて時にかなって美しい』という聖書のコトバを発してました。
キューピット粕谷氏も最前列の貴賓。
三味線の清友さん、鼓の望月太左衛さんと私で三番叟を披露したあと、乾杯。
金沢から地方さんを呼んでの花嫁の地唄舞には、隆さんもウットリでした。