義太夫戯曲作品がもつ近代性を鮮明に

井上達夫東大名誉教授(法哲学)〜『尼崎の段で、皐月と光秀が、母と子の情愛という人情の次元を超えて、「臣従道徳か天命による革命か」という思想問題の次元で、峻厳かつ冷酷でさえある仕方で対峙・対決するというのは、義太夫戯曲作品がもつ近代性を鮮明に示す例であると思います』

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