BS《越路大夫を偲ぶ》を観る。師匠の涙and桐竹勘十郎師の芸。

山川氏との対談(平成10年放送録画)で、師匠が涙を見せていた。
ビックリしました。
師匠の涙見たのはハジメテ。
編集もよく、2時間がアットいうま。
いい番組でした。
とりわけ、番組の中で放映された、故勘十郎師匠の『沼津』(S50年朝日座)の平作には久し振りの《驚愕の身震い》を覚えました。
実の息子十兵衛(玉男師・コレモ秀逸)の前でハラを切る平作。
両手両指で人形の感情を描出しながらも、師匠ご本人の顔は無表情。
淡々としている。
客観的ナノダ。
平作臨終のナンマンダブの時など、《柔和》な表情でさえあった。
ワテはもうテレビの前でタマゲてもうて、ヘナヘナになりましたワ。
明日は京都の法然院で越路師匠の本葬です。
皆様、是非、きてください。