料亭「やまぐち」で松喬、志ん橋さんらと。

午前中、家内、長男、次男らとOIC(大阪インターナショナルチャーチ)の日曜礼拝にいく。
一家揃っての出席は久しぶり。
まわりには大阪女学院や玉造カトリック教会が立ち並ぶ瀟洒なところ。
我が時間を少し割くことにより、こんなこころ洗われる場が与えられるのだから人生不思議。
さて昨夕、江戸堀の料亭「やまぐち」の天然ふぐを食べる会に顔を出した。
亭主の山口さんの招待によるもので、阪本さんと同道。
座敷には笑福亭松喬、古今亭志ん橋さんらも。
手のひら大ある白子焼きを賞味しながら、松喬さんの熱烈落語談義に耳を傾ける。
このひとの話はいつ聴いても財産になる。
阪本さんも感心しながら耳を立てていた。
東京から来阪された志ん橋さんも最終新幹線間際まで喋りまくり。
まことに好人物。
奥様は大の義太夫好きだとか。
志ん生、文楽、円生、志ん朝さんらの裏話を聞かしてくれた。
以前から知り合いの落語通の北原さん(阪本さんとも和気藹々)の顔もあり、ご機嫌な宴に。
山口さん手ずからによる雑炊でしめた。