『心中天網島』@ピッコロシアター。

歌舞伎役者である上村吉弥さんから伝わる迫力が凄かった。
紙屋内の場。
治兵衛の愁嘆を語っているとき、舞台から演技途上の吉弥さんから発せられるイキの力を感得した。
たいしたもんだ。
この迫力の認識が今回の得難い財産になった。
古澤侑峯さんは吉弥さんの芸力に体当たりで飛び込んでいった。
彼女にとってもたいへんな収穫であったと思う。
玉井啓友さんの語りは、歌舞伎・文楽を知らないひとへの古典&近松紹介に貢献したように思う。
企画の段階から助言を与えてくださった河内厚郎氏にも感謝。
彼のお陰で吉弥さんが動いてくれたから。
貴重なお時間を割いてピッコロに駆け付けてくださいました皆様、本当にありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い致します。
これで10月の全パフォーマンスが無事、終了しました。
あ、清友さん、団吾君、協力ありがとうございました。