義大夫教室。個人レッスン。

道頓堀の堺筋を東へ渡ってすぐ左手のハナヤ食堂3階稽古場で6時~9時。
今夜は13人プラス見学2人(東京の石川淳子さんが安城市のお母さんと)が集まった。
桂千朝さんに始まり、最後は東京から文楽観劇にいらした桂川あかねさんの飛び入り参加(夜の部終演後駆け付け)。
千朝さんはさすがプロ、太十の前の半分、なんとかこなしはった。
稽古での圧倒的な集中力がネジレを是正する。
恐れ入った。
それから、千朝さんと団吾君の中間くらいの前に僕が座るように座布団をひいてあったのに、稽古直前、千朝さんは自分の座布団をずらして僕の正面に座った。
口写しの稽古というものは、正面が肝要!それからあと、皆、僕の正面に座って語ってもらった。
88才の増田としさんも全然悪びれず大きな口を開けていた。
桂川さんもぶっつけ本番にも拘らず、お能で鍛えた声をいかんなく発揮。
真剣な空気がみなぎり、3時間があっという間。