初日

なんとか無事終了。
掛け合いの『万代池』の合邦で張り声を要すから、『姫戻り』の時の高い声がチョイ心配。
『姫戻り』は橘姫と藤原淡海の高いトーンの詞の持続が肝要。
短いものだか、立端場級のチカラがいる油断できない場。
嶋大夫兄のお稽古、先月に引き続き大きな財産にしたいものだ。
若男や娘だからといって、なよなよと語るわけにはいかない。
渾身の力をこめて、しかもキバラナイで語ること。
今月の大きな課題だ。
最後まで声の調子を損なわぬよう気を引き締めて。
夜、久しぶりに『勉華』へ。
あこう鯛の粕漬け、餃子、ワンタンメン。
マスターと田中ちゃんとぐだぐだ喋り、11時前にアパートへ帰り、円生の『豐竹屋』を聴きながら就寝。