次男がゴールデンウイークに九州(八幡)から帰宅しており、一緒に石橋の神愛キリスト教会へ行く。
僕自身忙しいので、家族4人揃っての礼拝出席はエライ価値。
感謝。
『夫婦善哉』は蝶子が主人公。
折角、夫婦で紋付を誂えたのに、義父の死に際にも馳せ参じること叶わず。
で、ガス自殺を謀った。
しかし、あとで柳吉の言葉『蝶子と別れたと見せかけて金を取る肚やった、親爺が死ねば当然遺産の分け前に与らねば損や、そう思て、わざと葬式にも呼ばなかった』を聞き、《蝶子は本当だと思った。
》と、作者はさりげなく書いている。
この最後の1頁にある1行の《蝶子は本当だと思った》が、真骨頂!