河野克典バリトンコンサート『冬の旅』AT東京文化会館小ホール。

80分の『冬の旅』を聞きに新幹線往復。
素晴らしい演奏会やった。
『冬の旅』…後半、曲調がどんどん暗く、深刻になって、躁と鬱の間を激しく揺れ動く…雪原を彷徨っているような不思議な感覚に襲われた。
ピアノ伴奏の野平一郎さんも凄い!。
弾き過ぎず、隠された感情や情景を音で的確に示していた。
文化会館下がった所にある『過門香』で打ち上げ。
主催者の南谷行宏氏並びに出演者を中心に、美味しい料理と会話の洪水。
快い興奮と疲労。
日常の中にポッカリこんな一時があり、様々な出会いがあるから…人生面白い。
今日はシューベルトの誕生日。
シューベルトはこれを作曲してすぐ、この世を去った。
31才。
こんな素晴らしい一夜を企画して下さった南谷行宏先輩に感謝!