弥次喜多の立稽古。『文楽の集い』。

立稽古、喜多八はまだ落ち着かない。
やはり、実戦で慣れていかんことには…。
世話物のコトバは難しい。
夜、国立文楽劇場の小ホールで友の会会員の為の『文楽の集い』。
今夜のモチーフは『弥次喜多』。
落語作家の小佐田定雄先生の話(『昔の旅』)と桂吉坊の落語(七度狐←初演ながらよく聞かせた。
立派。
確実に成長している)。
そのあと僕を入れて三人で対談。
皆、義太夫教室仲間だからスムーズに展開。
ところで『弥次喜多』というのは元来、人間の裏側を露出シマクルオドロオドロシイ物語ナノダ。
必ずしも親子劇場にふさわしい題目ではない。
ま、芝居というのは純愛エログロ性善性悪スベテ込みデンナア。