『鬼界が島』､あくまで自分なりの感触ではあるが､ﾊﾗにかかってきたなあ。
初日目あたりと感触がﾊｯｷﾘ違う。
ﾏｸﾗの《峰より硫黄の湧き出ずるを…》あたり､俊寛の衰弱描写に拘らず本当の声を出し始めてからﾅﾆｶ掴んだ。
今日は南谷夫妻と井上夫人が来場。
井上夫人は10月の《合邦》のこと『あの時は芸の神様が能楽堂の舞台に舞い降りてきたかのようでしたねえ…』と仰ってくださった。
僕も､あんなﾊﾏった体験は初めて…。
ところで先日の南谷氏主催の音楽会。
ｶｰﾃﾝｺｰﾙの最中､客席の通路をひとりﾛﾋﾞｰへ向う（挨拶準備の為）氏の後姿はｶｯｺﾖｶｯﾀ､でっせ！ﾅｲｽｶﾞｲの面目躍如。