越路師匠の第三回忌。アッと、いうま。

京都の法然院へ家内と行った。
絶景という文字がぴったりの寺だ。
今日は雨男の師匠には珍しく、好天。
本堂でのお坊さんの読経姿も美音端麗。
庭の紫陽花がまぶしく、しずかだった。
何枚か写真をとった。
よく撮れた分をいずれフォト日記に掲載しょう。
御長男の展道さんが嘆息しながら仰っていた。
『ホンマ、時間はアッ、という間やなあ。
親父によく言われたが、ホンマ、その通りや』。
確かに師匠は、僕の内弟子の頃も、よく仰っていた。
『おまえら、アッとゆうまに年とるで』。
ほんまですわ。
僕もあと三年で還暦。
信じられへん。
ま、『死』への心の準備はできているが・・。
人生長い?短い?