『若大夫芸談』が好評。

だいたい、祖父は豪放実戦型の人だったから、あまり芸談とかを資料に残すようなことはしなかった。
だから、先月、徳島へ義太夫講師に招かれた時、東内勉氏より祖父の芸談のコピーをいただいた時、びっくりしたものだ。
氏は地元の浄瑠璃界では横綱を張っていたような人だが、まったく謙虚。
私が教える基本的な節落ちの語りかたひとつにしても10回も20回も一緒に熱心に合唱してくれる。
祖父の育った出来島という町は講習会の会場からも近い。
阿波浄瑠璃の本場へきて、講習させてもらってる・・。
『縁』というのは、有り難いことだ。