三味線は喜一朗。
稽古の初期段階では頼りなく、こりゃｴﾗｲｺｯﾁｬと思ったが、叱咤激励の甲斐あって、なんとか今日の稽古の感触では、間に合いそうになってきた。
こんどは、ｴﾗｿｳﾅことをいうﾎﾞｸの番。
必死に本読みをし直してます。
今日、劇場の関係者から聞いたところ、27日の素浄瑠璃の会、直前のｷｬﾝｾﾙもなく、ﾎﾝﾏ売出しの4日間でSOLD OUTしたとのことです。
ﾏｰﾍﾞﾗｽ!ｱﾊﾟｰﾄでひと休みして、これから無理せん程度の運動にいってきます。
ほんでから落語CDとｷﾘｽﾄ教のﾒｯｾｰｼﾞﾃｰﾌﾟを聴きながら床につきます。

明日､東京で『又助』の稽古。
ﾋｺｰｷより新幹線がｲｲ。
普通指定料金に千円程ﾌﾟﾗｽするとｸﾞﾘｰﾝ回数券が買える。
3時間程の車内の快適さ。
ﾃｰﾌﾟを聞いたり勉強できる。
読書も。
ところが今日は向かい側の席に4､5才の女の子連れの母親が座り､新横浜までその子が喋り通し。
後の席にはこれまたﾒｽﾞﾗｼｸ中年の女性同士。
新大阪から東京までようもまあ､あんなけ喋れるなあちゅう程喋りまくり。
ｱﾊﾟｰﾄに荷物を置いて､9時前に目当てのｽﾎﾟｰﾂｸﾗﾌﾞへ滑り込み。
作り笑顔。
見せ掛けだけの個人ｶﾘｷﾕﾗﾑ。
ﾎｯﾀﾗｶｼ。
腹立ち紛れに他人無視。
ﾌﾞｽｯとしまくりで泳ぐうち､ふと､孤独というｶｲｶﾝを覚えｼﾋﾞﾚﾀ。

変更の知らせを各方面に出したら､久しぶりにお返事をいただいた方もあり､懐かし楽しで日記を忘れました。
丹羽孝愛兄から嬉しい便り→『旅日記が･･2日分書かれてないようで､案じています。
毎日楽しみにしてますもんで･･よ･ろ･し･く』これを新幹線の中で受信し､ｵﾓﾜｽﾞ吹き出しました。
涙が出る程嬉しいやおまへんか。
そやけど､NTTはなんで迷惑ﾒｰﾙの防止対策とか､受け手は無料とかにせえへんのやろ。
ぐるﾁｬｲﾏｯｶ。
違うんやったら､早よ処置してｵｸﾚﾔｽ。
ｵｯｻﾝﾜ怒ってﾏﾝﾈﾝ。
ｴｽｶﾚｰﾀｰの乗り方。
新大阪駅では左側通行していた同じ車両の乗客が､東京駅では皆､右側通行。
ﾏｰﾍﾞﾗｽ!

文楽劇場でこの２７日の素浄瑠璃の『又助』の端場(喜一朗)と１１月公演の『村上上使』(宗助)の稽古。
夕方から、家内と梅田で待ち合わせて茶屋町のギャラリー『４匹の猫』へ行く。
仙寿さんのご主人は『笑顔教室』主宰の近藤友二先生。
この教室(阪急梅田グランドビル・第三水曜)に行くと、隣の初対面の人と目の玉ジカ向き合いでの笑顔特訓がある。
はじめ、恥ずかしいが、それを過ぎるとホンマ、根源的な笑いに導かれます。
奥様の字もなかなか嬉しく、素敵。
ゴスペル文楽の題字も去年、戴きにお伺いしました。
クリスチャンのご夫婦です。
小一時間ほどのんびりしたあと、近くの『がんこ寿司』へ。
秋刀魚とふぐのにぎりがおいしかった。

やはり､週の始めに神様に向かい､静まり､規律をただすっちゅうのはええことです。
気持ちがすっとします。
ﾒｯｾｰｼﾞの間少し､ｳﾄｳﾄしましたが。
それも極楽。
みずから時間を捧げる。
ええことだっせ。
清濁､善悪合わせ持って歩まんことには精神のバランスがとれまへん。
神様が嫌悪するのは､ワシは善人やと思っている人。
ようけ寄付したとか､ようけの人に布教し導いたと思って内心得意になっている人。
ワシはアカン､最低の人間や､神様スンマヘン､ちゅう人が一番神様に好かれる人です。
聖書にも書いてあります。
スタンドプレイで100万円賽銭を投げ込んだ金持ちより､全財産の1万円をひっそり捧げた老婆の方を神は喜ぶと。
親鸞もゆうてます。
『善人なおもて往生をとぐ。
いわんや悪人をや』と。
しかし、いちばんアカンのは、絶望のあまり『神なんかどうでもいい』と自暴自棄になることです。
神様スンマヘンと悔やみつつも、常に常に《良心》に照らし合わせて真面目に歩みたいもんでんなあ。