初日、無事に開幕。豊竹呂茂大夫君が入門。

初日はなにかと気忙しい。
舞台関係者全員のテンションが昂まっている。
守衛さんも含め劇場全体が興奮状態。
まあ、無事に開幕してホッ。
豊竹呂茂大夫君が正式に入門。
私の弟子になったわけだ。
一連の挨拶段階からかなりの重圧をひきずっている。
単に、弟子ができたから嬉しいという問題ではない。
これからは二人分の責任が生ずる。
思い返せば、呂大夫兄が亡くなられる直前、自分にもしものことがあったら、呂茂大夫のことをよろしく頼む、と僕に言った。
ナニカ、目に見えない繋がりというものを感じる。
見て覚えろの時代ジャナイ。
『注意深く』見守りつつ、僕なりの知識を的確に伝えたい。