《文楽一家》考。and義太夫教室。

30年以前、私が内弟子時代、越路師匠は『これが本当の母者人か』と疑念を抱いた程、実の母親の躾けが厳しかったと、語っておられた。
だから、《耐える》という財産を得た、と思う、とも。
そもそも、厳しさは愛情の裏返しだ。
今日の『久我之助』のお稽古、昨日より凄く住兄にオコラレタ。
ボロクソ。
でも、嬉しかったナア。
なんか、文楽一家という感じがした。
ホントはとても堪え難いものがあるんだけれど・・。
終わってみれば感謝の気持ち。
コレ、エエカッコでもなんでもない。
ボクも年をとったのかナア。
義太夫教室のあと、《山本》へ食事に。
思わぬカラオケになり、阪本さんの『東京の花売り娘』と木田さんの『湖畔の宿』(御影さんのリクエスト)を聞いた!遅れて野田みどりちゃんも東京から駆けつけた。
明日は妹背山の稽古はなし(^^ゞ。