初日フグ新年会と廣谷鏡子さんの本

昨日、初日無事幕開き。
終演後恒例のフグ新年会@道頓堀「更科」(入門以来、世話になってる)に20人。活けのてっちりをほおばりながら芸談やら世間話。ひとりひとりの感想を聞くことは有意義で感謝なことである。
最後の雑炊のエキサイティングな味に脱帽(僕のこしらえ=笑)。
夜の部開演前に廣谷鏡子さんも姪御さんら3人連れで楽屋に顔出された。ちょうど昨日の昼過ぎに彼女の書き下ろし文庫本「湘南シェアハウス」を完読したところで、感想を述べたかったが、バタバタしていて言えずじまい。一冊の本を完読なんて最近あり得ない。そのくらい惹き付けられた。エンディングのあたり、著者自身が登場人物に嫉妬しているような未消化な不透明感が残った。
あらすじから〜主人公の女性の夏都は依頼人から恋人関係に陥った弁護士(よくある話)に恋焦がれているようだが、同居人のアリサと若い男の子の交歓にだいぶん気がいってるんじゃないか、と推量。さてこの次は彼女の最新作「あなたがいてもいなくても」(小学館文庫)を読みます。