旭堂南陵さんの鋭い一発!

季刊「上方芸能」6月号の特集は「文楽を守れ!」。
橋下市長の「文楽は二度と見たくない」発言と予算カット姿勢に関連して132氏からの熱いメッセージが掲載されている。
そのなかで取分け強烈な旭堂南陵(講談師)さんのメッセージを紹介します。
~「無責任な輩が文化をつぶす」

みなとみらい博で約百億円の赤字を出し、市長の座を投げ出した奴、火山被害が今も続いているのに知事戦をせず逃げ出した男。
どうやって府大特別教授という奇妙な肩書を持つに至ったか不明のもの。
マッキンゼーという外資と結びついて都市再開発の利権をほりおこしていると噂の高い教授。
WTCの大赤字には言及せず、府債をぎょうさん発行して府民に黒字になったと嘘をついたあげく市長になった幼児性の持ち主。
教育改革と言いながら自身は福岡の工業大学付属高校へなんで進学したのか理由説明できない某知事。
デフレ不況のきっかけを作ったとされる元経済企画庁長官。
こんな無恥、無知、無教養の連中に大阪の文化が壊されていく。
東京都の人間に芸能とパトロニズム関係を知らないんですねと、笑いものにされる大阪都◎。
多様さの魅力と少数意見の尊重が大阪文化。
維新の連中の実像を分析せずにちやほやするマスコミの責任も大きい。
文楽がつぶれるとドミノ現象が大阪文化に起きます。
森林破壊が海の荒廃につながることと同様です。
大阪文化を守る戦いに、全文化関係者がたちあがる時がきた!

~「国家は芸術を指導するために存在するのではない。
芸術に奉仕するために存在するのだ」(アンドレ・マルロー)。