田中マルクス闘莉王の存在

今回のワールドカップの立役者は田中マルクス闘莉王選手だと思う。
彼が日本チームをまとめたような気がする。
話は変わるが例の「オシムの目」6/30には僕が先日日記に書いたように、オシム氏はチリをこう評していた→チリは一次リーグで走力と組織力を武器に攻撃的なスタイルを貫き、「近未来のサッカーの方向性はこれだ」と思わせるようなインパクトを与えてくれた。
← いやあ、オシム氏が僕の抱いた印象と同じような感想を述べてくれて嬉しい!そしてそのチリをトーナメントで破ったブラジルのことは→ (ブラジル)のドゥンガ監督の成功は、自由奔放さが売り物だったロビニーニョやルイスファビアーノにまで組織の中で任務を遂行させるように訓練したことにある ← チリにせよブラジルにせよ、いずれのチームの成功の源として「組織」のチカラをあげている。
今回のワールドカップで日本チームの組織を築いた中心人物はまさに田中マルクス闘莉王だ。
昨日の帰国記者会見で今野選手がいみじくも闘莉王の声帯模写「集まれ!」を披露した。
「やはり!」と確信した。
作家の馳星周(はせ・せいしゅう)がこんなことを書いている→ 強運に恵まれて、日本代表は快進撃を見せた。
だが、それが監督のおかげだと考える選手は皆無だったのだと見るのはうがちすぎだろうか?(7/1朝日朝刊) ← 選手に聞いてみたい。