ニューヨークはパニック状態ではない。

今夜のある夕刊紙の記事。
『日本のテレビのワイドショーが、米国東部での炭疽菌テロを誇大なスリラー調であおり、「ニューヨークはパニック状態」などとのデマを広げている。
しかし、日本の狂牛病恐怖のパニック に比べると、ニューヨークは落ち着いたものである。
市民の生活は平常に戻りつつあるし、企業の逃避もない・・菌の空中散布は考えられない。
また、人から人へと感染するものでもない。
ニューヨーク市民は炭疽菌メールを警戒しながらも、世界の経済と文化の中心のニューヨークの機能復活に注力している』。
全く同感だ。
狂牛病に関する報道も、私の畏友の農学博士のS氏は『かなり大げさ。
牛肉大丈夫、大丈夫』とのこと。
ある新聞の朝刊の読者の声の欄に『勇気ある先生に感謝』として、この時期米国へ修学旅行を決行し、無事帰ってきた息子の喜びを素直に伝える母親の記事が出ていた。
以前、海外公演に行ったある国では、スーパーマーケットのガードマンが自動小銃の引き金に指をかけており、泳ぐプールのホテルの屋上には機関銃を構える兵隊達の姿。
プライベートビーチには警官のテント。
ニューヨークより怖い都市はゴロゴロおまっせ。