「幼子(おさなご)連れて…」

東京公演無事、スタートし、いま「酒屋中」を語っている。
この持ち場は三回目だが、今回なぜか床が回る最後の文章「幼子(おさなご)連れておじうばは~」を語りながら胸が詰まる。
年寄の半兵衛夫婦が半七と三勝のあいだにできた子(捨て子)を引き取りつつ奥の間に入っていく…。
状況、あとの展開を考えると堪らなくなる。
古典てよくできています。
昨日は呂大夫兄の命日でした。
20日は小松大夫兄の命日。