12月公演は本公演にしろ鑑賞教室公演にしろ、出演するものは大役の勉強の場。
普段の稽古~舞台稽古~初日に至るまでの過程は誰にとっても苛酷を極める。
神は愛するものに試練を与える。
ありがたいことだ。
しかし、心は闇。
ワラをも掴みたくなる昨日の初日、「寺子屋」の口上が終わって床本を掲げ語りはじめようとするとき、「英大夫!」「待ってました!」の二人からの掛け声が。
内心、え?と思った。
今日は学生団体のみの公演では?しかし、あとから楽屋に入ってきた大場氏に聞くと最後列の二列だけが一般発売とのこと。
初日は師匠先輩方が客席にいらっしゃるのだ。
マズい?と一瞬思ったがそれ以上にありがたく感じた。
初日から期待して聴きにくれたんや、と。
くよくよ考えないで、期待にこたえよう、と開き直った。
なんとか、無事終わりました。
ありがとうございます。
今日から千秋楽までがんばりますから。
それから今朝の「だんだん」、吉田栄作のボクシングを堪能しました。
よくまとまっていたように思います。
ドラマを毎日見ていて、シリアスで必死な役柄でも何か「可愛げ」を感じさせることが大事やなあ、と実感してます。
吉田栄作の奥さん役のひと、気に入ってます。