千秋楽。夏公演の役割。深夜にNYさんからのお便り。

柱立万歳、ええ勉強させてもらいましたわ。
落語作家の小佐田定雄先生が、もっと長い語りを聴きたい気もしますねん…と、嬉しい言葉をかけてくれましたが、ま、いろんな時期もおます。
僕としては、非常に楽しい舞台でした。
今日、夏公演の役割がでました。
目ざとくそれを見つけた東京のNYさんから久しぶりのお便り→《夏休み文楽公演の英大夫さんの持ち場…『夫婦善哉』の上塩町がたろ横丁一銭天婦羅天たねの段…お蝶の実家ですね。
高津日本橋筋黒門市場裏二階間借りの段…お蝶と柳吉の駆け落ち先?でしたか。
大阪の臭いプンプン…英大夫さんの引越効果が役作りに俄然発揮されそう!原作には法善寺は勿論、出雲屋のまむし、日本橋のたこ梅なんてお馴染みの店も登場ですね。
楽しそう!以前、映画で見ましたが、ただ今、インターネットで『夫婦善哉』の原作を読了。
結構短いから一時間位で読めちゃいました。
映画の場面思い出しながら読みましたが、人間が生き生きしててオモロイです。
オダサクって20代半ばでこれ書いて、終戦直後33才で結核とヒロポンで死んじゃった。
ホンマ柳吉って甲斐性無しの遊び人、そんな男をヤトナして支えるお蝶がけなげ。
でも浮気に怒ると凄い折檻するんですねえ。
昭和初期の大阪市井風景…英大夫さんに凄く合ってると思う。
どんなかすご~く楽しみです》。
←タイムリーなお便り。
感謝感激、霞か雲か春は曙、菜の花畑!ところが、夏公演の配役、もう一つビックリの親玉がおまんねんやわ。
夏祭の泥場の『義平次』なんです。
『団七』が綱大夫兄。
尊い掛け合いの場。
何か将来への財産を得たいものです。