『パンソリと義太夫』の本番。アンビリーバブル!建畠晢氏も。

パンソリとのコラボが成功。
第一部の義太夫とパンソリの各本業パフォーマンスの時、既に、今夜はサイコーの会場雰囲気(N氏談)。
ホンマ、皆、集中して聴いてくださっている感じ。
河合文化庁長官、津田理事長、仕掛人の寺脇文化庁部長らの顔も。
国立国際美術館長の建畠氏も今朝の僕の電話で急遽駆け付けてくれた。
彼、この夏公演の『合邦』を聴きにきた。
ああいう不条理キワマリナイ物語を成立させてしまう『文楽の力』に感嘆していた。
二部のワークショップ。
河合長官もチョ・ジョソンに負けず劣らず壇上で『さすがの久吉…』。
客席からもノリのいい発声。
囃子の望月太明吉さん、ビックリ、『なんか凄い宗教団体みたいやなあ』。
最後のプログラム。
『壺坂』のダイジェストのコラボ試演がピタッと調和。
『鳥の声…』から、沢市を日本語でパンソリ風にチョ・ジュソン。
『これはこれは沢市つアん…』から、お里を僕。
太明吉さんの鼓とキムさんの太鼓もパンソリ調の沢市コトバにも乗り込んできて、お里の泣きの『聞こえませぬワイノウ…』の清友さんの三味線連打まで。
微妙な違和感を懐妊しつつ、会場は初めての芸域空間に満たされた。