立稽古。『感謝』ということ。

朝いちばんから『大序』の呂茂大夫と希大夫を聴く。
ま、あんなもんちゃうやろか。
嶋兄がよくお稽古して下さった。
感謝。
そのあと『松切の段』(喜左衛門兄)。
これが又結構、声の先がいてしまうだしもの。
茶屋場は5時過ぎから。
緊張緊張緊張。
今日はマジに下手の床に乗っての稽古。
床本なしの別床で、もしコトバに詰まったらどうしょう!平右衛門は茶屋場の舞台に二度登場する。
最初の別床では由良助と、あとの本床ではおかるとのやりとり。
初役の時、声が潰れて床本に血沫が散った。
その血痕が床本に残っている。
立稽古のあと、住・綱・嶋各大兄に指導を受けた。
感謝なことだ。