カテゴリー別アーカイブ: “若”旅日記

太夫師匠にとっては自家薬籠中の演目(美芽さん)

昨日29日(土)の森田美芽先生のコメントをシェアさせていただきます。クラシックファンの集まる会場のせいか、床に上がりかけた時から拍手があり、語り終えてからの拍手は終演のアナウンスがなければまだまだ続きそうな感じでした。二階席奥まで満杯のお客さまから受けるオーラに包まれ励まされ1時間余り集中できました。口上が終わったあと、三味線なしでいきなり謡かかりで始まる「鬼界ヶ島の段」。太夫冥利につきます。ありがとうございました。

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口上から市若初陣、すべて放映

みなさま、口上から市若初陣、すべてが放映されます。ご覧くだされば幸いです。

楠本 圭子さんのFBをシェアー
>お見逃しなく!
放送日:2024年6月30日午後9:00〜午後11:30
NHK Eテレ 古典芸能への招待
4月に大阪・国立文楽劇場で催された豊竹呂太夫改め十一代目豊竹若太夫襲名披露公演からお送りする。この大名跡を十一代目として襲名する豊竹若太夫は、「切語り」という現役最高位の太夫のひとり。襲名演目は、初世が初演し、新・若太夫の祖父・十世若太夫も襲名で演じた『和田合戦女舞鶴 市若初陣の段』。襲名披露『口上』とあわせ、さらに人間国宝競演の『絵本太功記 尼ヶ崎の段』も一部ご紹介する。【副音声解説】高木秀樹
十一代目豊竹若太夫襲名披露 『和田合戦女舞鶴』市若初陣の段 ほか - 古典芸能への招待

教えを忠実に守る素人の方に感涙

文楽教室公演、若手公演、東京素義会を連日拝聴しました。芝居には「間(マ)」が肝要だ、と痛感。間がとれてると芝居に幅ができ、カタチが生じる。教え通りの詞のテンポ、息をひく段取。それに向かおうとする努力精進があれば少々のポカや間違いがあっても芝居になるもんだ。教えを忠実に守っているひとりの素人の方に感涙しました。