カテゴリー別アーカイブ: “若”旅日記

べつにええねん

あのね。
今日は、風邪をひきずりながら、嶋大夫兄の家に、巡業のお稽古の挨拶に行った。
交通費は1760円。
それから、国立文楽劇場に立ち寄ったら、その後、清友さんに会った。
ボクの次男が関西学院の社会学部に合格したこともあり、南の地下の《たこ梅で》、紅白のワインを交わした。
清友さんのお嬢さんは、神戸女学院の才媛だ。
ズボンのチャックを上げるのを忘れるのは、笑い話だが、チャックを下げるのを忘れて、してしまうのは、どうかと思う、なんどと話題が咲いた。
明日から、大阪4月公演の役の勉強を、必死でします。
巡業では手につかなかった・

放心状態

疲れましたわ。
今日の舞台はなんとかマル。
一昨日はサイコーとの自覚が実録テープを聴くと、そうでもない。
昨日はサイアクとの自覚が、テープを聴くとそうでもないんですわ。
けったいなもんですあ(おかしなものですねえ)。
アカンと思うてる方がよろしゅうおます。
今朝、千秋楽の励ましのメールが、金沢のボクのアイモードに5件入りました。
感謝です。
今、金沢のホテルのベッドで放心状態。
今回の《すし屋の段の奥》は今後の、いい財産になりました。
しかし、今日から太夫人生の後半の始まりでっせ。
よろしゅう、おたの申します。
はなぶさ日記続くよ

今日は二重Х(ペケ)

今日は巡業を通じて、一番バテた。
最悪の出来。
昨晩、風呂に入ってから食事にでかけた時、風邪をひいたみたいだ。
頭痛がする。
ボクは滅多に風邪はひかない。
昨日、《ハラにかかった》と、喜んだのが、いけなかった。
もっと謙虚にならなければいけない。
恥ずかしい事だ。
今日は楽屋へ、富山大学教授の二村氏が訪ねて下さった。
7、8年前に、富山のラジオ放送で対談させていただいてからのご縁だ。
大阪の文楽劇場には、毎芝居お見えとのこと。
四月公演には奥様と一緒に来られる由。
富山から文楽通いされている方は他にもいらっしゃるとか。
今日の舞台ダメ

上越公演を終え、タクシーで直江津へ、そして富山へ

雪の味わい、北陸海岸。
今日の語りは、自覚として、巡業で一番、ハラにかかった(バテず、力とイキと声が出ること)!勿論、あくまで、自覚でっせ!権太やら、弥左エ門やらの舞台の迫力も、ビンビン伝わってきましたんやわ。
お客さんも、よう芝居を知っていやはるみたいでおました。
しかし、録音した自分のテープを聞くと、がっかりしマ。
人間(ボク)て自惚れが強いもんでんなあ。
しかし、こんどの旅で何か、大きな、芸のヒントをつかみかけているみたいな気が、ものごっつう(スゴク)します。
今夜は、三輪大夫さんの帰りを待って、一緒に寿司屋に!