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指導者の方が幼稚園並み

いつも行く銭湯(そこでボーっとしているのがボクの趣味)で、湯上りに炭酸飲料を口に含みながらスポーツ新聞を開けたら、表題の言葉があった。
前日の負け振りを嘆いて野村監督が漏らした言葉(選手達のプレイに対して『幼稚園並みや』)を受けての記事だ。
在阪のスポーツ紙は皆、阪神贔屓だのにエライ大胆な事を書く記者が現れ出したものだ。
恐れ入りました。
野村監督の首もそろそろ危ういでんなあ。
この4、5日、今年前半の疲れが一挙に出た感じで全然勉強になりません。
今日も、紋付袴等の着物類を陰干しにして夏冬物の衣類の入れ替えをしたら、それで日が暮れました。
明日からマジで『勧進帳』の演奏テープを聞きなおし、本読みをして30日からの十九大夫兄のお稽古に備えんことには、取り返しのつかん事になりまっせ。
ものごっつう焦ってまんねんやわ。

芝居のこと、ナーンも考えへん日

全休日。
一日中家にいました。
珍しいことです。
片付けことをしたり、礼状を書いたり、クーラーのフィルターを掃除したり、なんやかんやで一日がアッと云う間でした。
芝居のこと、なーんも考えない時も必要でんなあ。
以前に肝炎で二ヵ月程入院した時、何もせず病室でタダ、ボーッとしてました。
苦になるどころか、解放感のようなものを覚え、『病院』の内的環境に好奇心がくすぐられっぱなしでした。
退院後の社会復帰の不安の滝壷に、ジワリジワリと落ち込もうとしていたのに、あの時の、得難い自由を一瞬手に入れたような解放感は、忘れられまへんわ。

『英大夫を励ます会』

『封印切』が終り2日、仕事のことを考えずボーっとしてます。
今日はクリスチャンの方中心の『英大夫を励ます会』(囲む会とは別の)に出席。
私を入れて、二十人。
イイ会でしたなあ。
神様が丁度うまい具合に運んで下さいました。
今までの、これからの集大成と言えまんなあ。
人生にもこんなホッコリした時がありまんねんやわ。
私のホームページの主の三浦氏(漫才を披露)や森田氏、なぜか木田さん、敬愛する丹羽兄も駆け付けて下さいました。
土肥隆一氏よりの祝電も届き、最後に湯川さんから花束を頂いた時には、感無量になりました。
明日から『勧進帳』の勉強再開です。

自分ひとりの力で語っていると思うたら、大間違いやで

朝、清友さん清介さんと待ち合わせて京都の越路師匠宅へ『封印切』のお稽古の御礼挨拶に伺う。
それから奈良の嶋大夫兄の家にも御礼に参りました。
私は『封印切』は初役で、4月の末から5月にかけて、本公演中にも拘らず、嶋大夫兄にはよくお稽古していただきました。
私達の稽古は、無料なんですよ。
タダですねん。
子育てと同じです。
一番、嶋大夫兄に感謝しております。
そして勿論、越路師匠。
ほれから、私にとっては清介さんです。
こっちがアップアップしているのをよう彼が助けてくれました。
彼のお陰ですわ。
三味線弾きさんの力って大変なもんでっせ。

『封印切』終了。信頼する人からの嬉しいメッセージ。.

やりました。
終わりました。
『封印切』。
8日間の重圧、いや、役割発表からの四か月の重荷から解かれました。
終演後、いつもお世話になっているMさんに、北新地で清友さんと一緒にご馳走にあずかり、慰労の祝杯を上げました。
昨日から芝居に慣れてきたのが今日も持続し、自覚としてもスムーズでした。
ボクが信頼している東京の耳利きの男性が今日見えていて、舞台終了直後、非常に勇気づけられるメッセージが届きました。
向こうからは決して反応を示してくる人でないからホンマ嬉しおました。
私がひそかに『ザ・文楽の人』と敬意を表している人形の小紋さんからも『初役か、ふん、その割にようやっとった』と、珍しく肯定的軽口をもらいました。