本日、和田誠一郎先生のはからいで、中之島美術館館長の菅谷富夫様のところへ来年の若太夫襲名挨拶にいきました。菅谷館長はずいぶん前からの文楽ファンで毎公演いらしてくださるとのことで話が弾みました。世話人も快く引き受けてくださり、大阪での来年3月23日(土)午後5時半〜襲名パーティー@ニューオータニにもご出席くださるとのこと！折もおり、長沢芦雪展で大賑わい。目を見張る内観の中、少し覗かせていただきました。
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真っ昼間に荒唐無稽すぎるストーリーを
文楽の筋というのは、真っ昼間に荒唐無稽すぎるストーリーをブワッ〜と大真面目に展開する。これがなんとも言えない醍醐味。筋を追うというより、その場その場の迫力や情感を客観的に喜ぶ。文楽ファンは知らん間にそういうシュールレアリズムな楽しみ方が身についてるんです。古典芸能全てに通じることですが。
角元博様が早くも公開 若太夫襲名へ
角元博様が早くも公開してくださいました。シェアさせていただきます。いよいよ、若太夫襲名を迎えました。どうぞよろしくお頼み申し上げます！
昨日は所沢、今日は横浜
巡業中です。昨日は所沢、今日は横浜。満員御礼、ありがとうございます！終演後、馬車道の「勝烈庵」でトンカツを食べたあと、ホテルで、ドキュメント《BSスペシャル〜わが娘を手放した日 中国「一人っ子政策」のその後》を観た。21年前、娘を手放した中国の田舎の両親のところにアメリカで養女として育てられたその娘が帰ってくる。両親も娘も大勢の親戚もアメリカ人の育ての母親も、みんな立派！泣きました。ほんの1週間の滞在で又帰米。束の間の互いの感涙やけど、みな、それを受け入れての元の日常へ帰っていく。
大野裕之さんのミュージカル「complex」
大野裕之さん演出出演のミュージカル「complex」@ABCホールby「劇団とっても便利」の初日拝見。前半の1時間あまり、息もつかさぬ展開でのめり込みました。休憩後の初っ端。間狂言、コロスとしての劇団員による義太夫語り&人形振りは異様得難い雰囲気を会場にもたらし、大きな拍手に包まれましたね。2部は大野さんの優しさの所産に溢れた感動シーンの連続。舞台全体の絵柄としての構成もよくできてました。ホンマ、2時間半がアッという間でした。本日千秋楽、11時と4時開演、チケットまだ少々残ってます！