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四月大阪公演の役割発表。

私の役は、な、な、な、なんと、『寺子屋の段・奥』。
あの、松王の『泣き笑い』とか、『いろは送り』のある、有名な場面です。
通し狂言の大どっさり。
ハンマーで頭をどつかれ、目の前の視界がビヤーッと開いたような感じです。
しかし、禍福は糾える縄の如し、いつも言うように何が幸で何が不幸か、わかりまへん。
笑てる場合やおまへん。
太夫になれるかなられへんか、最終試験のつもりで挑みます。
『寺子屋・前』は綱大夫兄・清二郎君。
私の三味線は燕二郎さんです。
人形の千代が簔助兄(!)、松王は文吾兄です。
K・Wさん、S・Kさん、M・Iさん、M・Kさん、早速の励ましメール有難うございました。

黒沢様、お便りありがとうございます。

又、NHKのニュースビデオもありがとうございました。
ニュース10の方の大写しバッチリでしたねえ。
しかし、紅白の森進一の名前の間違いアクシデントで少しニュースがカットされたみたいで残念でもあります。
ビデオはダビングしてお返しいたします。
9日のNHKFM放送聞いて下さいね。
喜一朗君も頑張ってますから。
注・1月9日NHKFM放送AM11時から11時30分まで。
だしものは『又助住家の中』。
三味線は喜一朗。
暮れからお正月にかけてテレビで映画を見るクセがつき、この数日、取りだめした録画ビデオを見る為に午前2時頃まで起きてます。
そろそろ普通の生活モードに直さんとアキマヘン。

VIPクラブ神戸の宮下様がお友達とご来場。

舞台終了後、帰り道、少しお話をしました。
…international VIP club とは、不朽のベストセラー「聖書」を基本理念として、ビジネスマン・専門職の交流を図るために発足した会です。
また、VIPの名称は、旧約聖書イザヤ書の「Very Important Person in God’s eye’s」(私の目にあなたは高価で尊い)から名付けられたものです。
…このグループのこの2、3年の活動は目覚しいものがあります。
この宮下由紀子様からいただいたメールです『…あらすじはチラシの裏で読んだものの、詳細な言葉までわからなかったのですが、かろうじて会話の部分だけを聞いて追いつきました。
娘景清八嶋日記の手紙を読んだときの父の場面ではこちらまで狂おしいほど悲しくなり、お七が鬼気迫る勢いで悩んだ末、やぐらに登るシーンには圧倒されました。
文楽は悲しい話ばかりかと思っていましたが、寿連理の松は思いもよらないハッピーエンドで、誰も死なないし、こちらも楽しかったです。
 それに劇場全体がお正月の雰囲気でいっぱいだったので、こころも華やぎました』 

福山の高橋さま。初日に鏡割りからいらっしゃったのですか。

お便りコーナーに有難いメールをいただきまして感激しております。
それにしても、福山からお友達3人と寒い中、朝早くお出でくださり鏡割りから『お七』までフルコース堪能されたとのこと…。
まぶたが熱くなりますワ。
お友達の方にくれぐれもよろしくお伝え下さいね。
又、東京から優しそうなお母さまとご一緒された橋本様。
雪の為、昼の部を御覧になりスグ東京へ帰られましたが大丈夫でしたか。
ボクら舞台人はホンマ、芸を大事にせんとアキマヘンなあ。
大事な時間とお金を使って観にきてくれはりまんねん。
ホンマ、肝に銘じました。
それから、昨夜、繁田さん達と試したら、アイモードからだけでなくJ-phoneの携帯からも日記アクセス可能がわかりました。
試しに直接アクセスしてみて下さい。
→http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=toyotake

お正月公演の初日。

10時から新年互礼会。
楽屋口前のエレベーターホール。
上山理事長以下の挨拶。
飛躍的大入りを見せた昨年の東京公演。
大阪も入場人数は増加した。
嬉しい報告。
小さい紙コップに三分の一程入った日本酒で乾杯。
その頃劇場の前には御神酒を待つ文楽のお客様で長い行列。
華やかな晴着姿が目立つ。
毎年のことだが、いい風景。
東京から繁田(はんだ)・海老原夫妻と黒沢さんが着物で来場。
終演後、暮れから約束のふぐをたべに行く。
『鍋と話』の両方の奉行を一手に引き受けながら、いい初日の夜を過ごしました。
繁田さんは化学博士とのこと、恐れ入りやした。
帰りの阪急電車でウトウトしてると、熱烈文楽ファンのKYさんから携帯にメールが入る。
『初日、おめでとうございます♪…今日、気ぃ付いたんですが…英さんが「お七」ダケなんてもったいないです( ̄□ ̄;)!! みんなブーブー言って帰りました。
英さんを…贅沢な使い方です(`´)』。
嬉しいことゆうてくれはりまんなあ。
しかし、すべては神の差配。
『お七』は娘のコトバの訓練の貴重な機会です。
二つええことはおまへん。
二つわるいこともおまへん。
『全てのことについて感謝しなさい』(聖書)。