淡路島の素義会と「はなつる会」

淡路島の素義会に「はなつる会」から4人が参加し、賞状をいただきました(呂秀と呂萬が不在の2人の代役)。徳島からの参加もあり、2日にわたり延べ12時間余り、あっという間の出来事でした。打上げでは、「日本の義太夫節」の芸どころの義太熱に感動の身震い!関係者、淡路島徳島の女義の方々に感謝。
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竹本春子太夫師の墓参り

「文楽夢想」公演、無事おわりました。若手の献身的な文楽愛に感動。友之助君もよく弾いてくれたので「新口村」、自然に語れました。感謝!さて、今、素人義太夫大会=素義会の審査員として義太夫に由緒ある淡路島にきております。昨日は会場入りの前に竹本春子太夫師の墓参りをしました。
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なんと色気の

明日の「文楽夢想継承伝」にお出かけくだされば嬉しいです。雪に転んで切れた鼻緒をすげ替えるため、懐から紙切れを取り出そうとした孫右衛門に梅川が近寄ってきて「ここに良い紙が」と言って紙を交換、孫右衛門のそれを忠兵衛の肌につけさせようとする。なんと色気のあることか。この「紙」の重み!
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千秋楽、無事終了

千秋楽、無事終了。自転車での帰り道、終演後のお客さまにバッタリ。帽子マスク眼鏡で誰も僕には気が付かんやろ、と思ってたら、呂太夫師匠!と声かけられました。側にいたお父さまが、いつもFacebookを見ていてくださり、ぜひとも千秋楽には!と、今日のご観劇。こんな嬉しいことおまへんで。

明治の三味線名人豊澤團平師

明治の三味線名人豊澤團平師は「志渡寺の段」を弾いている最中に脳出血で亡くなられました。太夫にとっても名状し難い大曲であります。語り始めの「今は老木の乳母お辻」から段切の「梢の方、アレアレ金毘羅大権現〜」まで極度の集中が肝要。あと2日になりました!なんとか。