秋の地方巡業の初日。名古屋の中日劇場。口上と太十。

口上は初体験。
太夫三味線の床で簔助兄と新勘十郎さんと僕の三人。
本役の『太十(タイジュウ。
絵本太功記十段目の略式呼び名)の奥』より緊張?!ガチガチになってしもた。
しかし、将来のこと考えると、ええ体験や。
ホンデカラ、太十の奥。
大音強烈の十九大夫兄の後。
名曲中の名曲。
大役で迎えた巡業の初日。
芝居の解ったいいお客様で客席はノリノリ。
痺れましたわ。
時間貧乏なボクは、こんな太夫冥利に尽きる役をもろてても名古屋の知り合いには誰にも案内を出さず。
にも拘らず、伊和家小刀自さんがお見え下さって感激した(満員御礼売り切れ状況やったのに直前手配した席は床のまん前)。
昼の公演終了後、中日ビルの地下の『山本』で味噌煮込みうどんを一緒に食べながら、客席での印象やら反応を聞かせていただいた。