若大夫関連記事。and『千本桜道行』お稽古二日目。

徳島にいた8月30日、タイムリーに徳島新聞に若大夫関連記事が掲載された。
若大夫の本名は林英雄。
明治21年(1888年)5月17日に徳島市の出来島で生まれた。
父親は砂糖菓子の金米糖(コンペイトウ)の製造・販売をしていたが、大変な浄瑠璃好きで、屋敷内に三味線の師匠を雇って住まわせるほど浄瑠璃に入れ込んでいた。
その三味線の師匠におだてられ、英雄は八歳の時、やぐら炬燵の上に座って、父親の語りで聞き覚えた浄瑠璃を語った。
師匠がその語りを聞き、びっくりして浄瑠璃語りになれと勧めたという。
翌年、九歳の時には、家族や親戚の前で「毛谷村六助住家」を語って評判に 。