『西遊記』雑感。続き。『良識』。

だから、たまには今、現在生きているひとに向かって、芸術ではないところの、大衆芸能としての文楽を紹介する必要があるのだ。
事実、この十年ほど前からの夏の大阪の新作公演には多くの感動メッセージが寄せられている。
親子連れ。
甥御や姪御連れ。
次世代への継承。
よろしおます。
まあ、新作やる暇あるなら古典に精出せ、なんていうひともいますが、古典好きの多くの文楽ファンは新作を暖かい目で見守ってくれてます。
『良識』とはそういうもんやおまへんか。