昨日から後半戦。孫悟空は勘十郎さん。『掛合い』雑感。

勘十郎さんの孫悟空、宙乗りの足捌きがダイナミックやなあ。
今回は特に、お客さんは人形の動きを主に目で追っているから、こちらも人形の仕草がよく見える。
又、久しぶりの掛け合いの床。
合奏時、ワキの呂勢大夫君の音感の良さを再認識。
声もいいし、でかくなってきたなあ。
咲甫君もそうや。
ええ声しとるし、前にスット出てる。
横に並びながら、ええ勉強させてもろてる。
つばさ君、相子君も必死や。
ええ雰囲気出てきたわ。
太夫は声をつくるのに(喉に楽器を形成するのに)20年程かかるからなあ。
ホンデカラその『喉楽器』を操作し、難解この上ない節や節回しやコトバの運びを習得せねばならない。
最終段階の『凄まじい感情吐露』に行き着くまで…気が遠くナル。