越路大夫一周忌法要。and 朝日夕刊。

二時半から。
雨のそぼふる法然院。
千年年ふる苔庭に咲く紫陽花。
整然と40人あまり。
読経に艶も。
夕方、御所の西、京都ブライトンホテルへ移動。
食事前に師匠の新作文芸の録音テープを鑑賞。
石川淳作「曾呂利咄」(毎日放送・昭和37年)。
先代喜左衛門師作曲で三味線は以下、勝太郎・勝平。
鳴物は先代の籐舎呂船さんら。
師匠ひとりの語りで当時50才くらい。
全員、40分くらいため息もつかず聞き入った。
一字一句、句読点まで鮮やかに浮かび上がる。
この日の朝日夕刊(関西版)に奇しくも石橋の越路師宅での内弟子時代関連のボクの記事が出た(HPのお便りコーナー参照)。