札幌の文楽ファン。

札幌の楢部一視さんから東京国立劇場の5月公演の折、丁寧なお手紙をいただいた。
私が現代大阪弁文楽とか創作文楽をしていることに非常に関心をしめされているとの内容でした。
参考ビデオをお送りしたら又、お手紙。
いつも一緒に北海道から文楽の観劇に行かれるという友人の嵩(ダケ)文彦さん。
その嵩さんから楢部さんに送られてきた葉書のコピーが同封されてました。
以下→《お便りありがとうございました。
文楽を口語訳でやっているのはTVで見て知っておりました。
…その方が英大夫さんでしたか。
戸口を少しでも広げる意味では意義ある試みと思いました。
ただ本当の古典芸能のよさは文語でないといけませんが、口語訳から入った方もやがて文語の良さが分るようになりましょう。
新しいことをすると必ず反撥にあいますが、めげずにがんばってくださるといいと思っています。
英大夫さんには宜しくお伝えください。
めげずに新しいことに力を入れるようお伝え下さい》←そうなんです。
古典は最高。
古典にこそシュールレアリズムが存在するのです。
しかし、文楽は関係者の自覚以上にマイナー。
あらゆる機会を提供して文楽のよさを知ってもらわんとアキマヘン。