『久我之助』の本読み(予習)。

毎日、だいたい3時間は勉強している。
必死だ。
午前中、家から徒歩7分くらいのキリスト教会へ必ず行く。
市川牧師に今日の舞台の祝福を祈ってもらい、二階の広い会堂へ上がり、十字架の前でひとりで祈り、それから床本をひろげ『久我之助』の本読みにかかる。
『山の段』の各種参考テープを聴く。
発声練習もする。
舞台が始まったとはいえ、稽古は終わりではない。
毎日が訓練修業精進の積み重ね。
だなんて、殊勝なことを書いているが、これは師匠先輩方の叱咤訓練の賜物なのだ。
コワイから勉強するのだ。
有り難いことだ。
親でも子供を叱りとばすことの少なくなったこの御時世に。